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2019 7月

活字

 

 

本のタイトル「初号」「1号」。「門」の中に「ゲタ」。弘陽の三木さんにお願いして活字で作字をしたもの。

東京都現代美術館

 

 

3月29日、東京都現代美術館がリニューアル・オープンしました。ピカピカの美術館、回遊しやすい展示になっていました。
告知広告のロゴ部分の一部切り取り「幾何学的形態を組みあわせる」楽しみ。

東京都現代美術館

 

 

東京都現代美術館のリニューアル・オープンの告知広告。東京メトロ六本木、赤坂見附、虎ノ門、恵比寿駅でB0二連貼りを横いっぱいに使ってロゴがどーん。いよいよ今週末29日からなのです。

東京都現代美術館

 

 

東京都現代美術館のリニューアル・オープンの告知広告。都バスのラッピング本日も疾走中です。
地下鉄のデジタルサイネージ(電子看板)も。

 

 

東京都現代美術館

 

 

東京都現代美術館のリニューアル・オープンの告知広告。都バスのラッピング、地下鉄の窓上広告、駅貼りポスターをデザインしています。仲條さんのロゴをちょっとずらしたり回転させて文字組みをしました。ラッピングバスが疾走中。美術館は3月29日にリニューアル・オープンを迎えます。楽しみ。

画伯

 

 

山口晃『親鸞 全挿画集』刊行記念 山口晃さんによる渾身の一書へのサイン会
サインいただきました。お会いできてうれしいー 新聞の切り抜き読み直してみる。

群馬青年ビエンナーレ2019

 

 

群馬青年ビエンナーレ2019展覧会がはじまりました。本当に気持ちの良い天気の初日でした。図録、ポスターなどデザインしています。展覧会のタイトルロゴはgunmaのgを横にしてメガネに見立てたもの。五人の審査員の方の目がせまってきます。展覧会は3月24日までです。

2色活版

 

 

栗で縁起良さそうな年賀状。

現代書

 

 

写真は 千葉蒼玄 《3.11 鎮魂と復活》 文字の洪水なのです。部分と全体でいろんな見立てができるのです。上野アーティストプロジェクト2018 「見る、知る、感じる─現代の書」東京都美術館、今年最後の展覧会場。

縁起物

 

 

一年の縁起物。酉の市に間に合わなかったけどもご利益は一緒だそうで。

現代書

 

 

 

 

上野アーティストプロジェクト2018 「見る、知る、感じる─現代の書」
ポスター、チラシ、図録まで制作しました。図録表紙は色上質漆黒にロゴをパール箔。会場記録集をブックインブックにして巻末に差し込むのですが初版はダミーブックを仮に仕込んでいます。印刷会社の方の相当な工夫があって無事完成しました。本体と接着する糊にも工夫がされています。展覧会は11月18日から1月6日までです。

世田美

 

 

ブルーノ・ムナーリ展良かったです。写真は同時開催のアフリカ現代美術展。ムナーリおじさんの軽やかなデザインを展示しつつ2階のアフリカ展で重いパンチをくれる世田谷美術館。

群馬青年ビエンナーレ2019 

 

 

 

 

ポスターはニス+ニス+墨+シルバー+シルバー+墨+墨の7回も刷り重ねたもの。案内ハガキは墨+エンボス加工の楽しい印刷物。図録も制作しています。展覧会は来年2月2日〜3月24日。

講師

11月2日 東洋美術学校で博物館教育論の講師をされている中井紗織さんの講義に参加。
2年ぶりに手書きの資料。なにかしら伝わってくれればとプレゼントする気分で書き込んでみたものの読めないかしら。眠気と闘いながら必死に聞いてくれているのはちゃんと見ていたし、やっぱり僕の方がもらっている気がする。

 

 

レゴタモリさん

わけあってレゴブロックのことばかり考えて歩いていたらレゴタモリさん。科学博物館の人体展。

 

 

美人画展

東西美人画の名作 《序の舞》への系譜
東京藝術大学大学美術館で開催中です。ポスターなど平面媒体、図録の装幀をしています。3月31日から5月6日まで。展覧会の音声ガイドが良いのです。

 

 

音楽

青山ABCで流れていた曲がすごく良くて始めて店員さんに曲名をたずねた結果がこれ。ちゃんと曲名まで書いてくれてすごく嬉しかった。ありがとー 今ずっと聞いている。Day Wave-The Days We Had

 

 

舘林

群馬県立館林美術館で企画展「カミナリとアート 光/電気/神さま」が7月15日から開催中です。
ポスターから図録までデザインをしました。雷をテーマにした展覧会ということで雷の子をマークにしてみました。9月3日まで。

 

 

カミナリとアート 光/電気/神さま

 

 

藝大

東京藝術大学創立130周年記念特別展
藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!
7月11日から開催中です。藝大の「大」コレクション展です。ポスターから図録までデザインをしました。
このメインビジュアルは作品で覆われたパンドラの箱が開いて発光しているイメージ。中身はぜひ会場で確かめてください。様々見どころはありますが、デュシャンの小さい「大ガラス」が小さなスペースにあります(図録には載っていないです)。
第1期:2017年7月11日(火)~8月6日(日)
第2期:2017年8月11日(金)~9月10日(日)

 

 

群青

群馬青年ビエンナーレ2017 群馬県立近代美術館でオープニング。
GBYAがとても良い天気の下、なかなか映えているのでは。受賞者の方の声に「精進します」が多くて時事ネタをしっかり取り込んで、いやいや。3月20日まで。

 

 

群馬青年ビエンナーレ2017

戦国時代展

1月7日 江戸東京博物館 戦国時代展
昨年末の講演会での話し、戦国時代になるとインフラが整備されていて、中央と地方の移動は想像以上に早かったのではないかとのこと。人も文化もかなり密に交流していたそうです。想像上の距離は今より近かったりして。後期展で登場した刀の凄みは見て良かった。1月29日まで。

 

 

大地に立って/空を見上げて

12月4日
大地に立って/空を見上げて―風景のなかの現代作家
展覧会が終了。色紙で作られた約1,190雙の揚舟はこれで見納め。始めて知った作品に深く心を動かされるものがあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

5つの物語

11月19日
コレクションの5つの物語 世田谷美術館
オープニングレセプションと齋藤亜矢さんの講演会「絵を描くこころの起源」。図録の解説文と合わせてより面白く感じました。展示室1階のマスクの狭い通路をくぐり抜けると美術館の胎内に入っていくような気分。同時開催の「ぜんぶ1986年」の赤瀬川原平さんの展示パネルも絶妙な味わいで楽しいです。美術館に入ってすぐ30年分の展覧会のポスターがどーんと。

 

 

馬鑑

馬鑑(うまかがみ) 山口晃展が馬の博物館で始まりました。
山口さんの作品の中の馬と古典の作品の中の馬、現代の馬(オートバイ)から本物の馬まで一度に見ることができます。博物的なものが好きなこともありますが、馬を中心にいろいろ見比べるのは面白く楽しいです。ポスターや図録をデザインしています。展覧会は5月29日まで。

 

 

馬の博物館 馬鑑

 

 

 

馬の博物館 馬鑑

 

 

 

馬の博物館 馬鑑

 

カラヴァッジョ展

2月29日
カラヴァッジョ展の開会式。
念願かなってついに作品と対面。想像以上。
印刷物ではわからない色、質感、存在感。

 

 

 

 

印刷

2月26日午前中は鉛筆の印刷、午後は封筒の印刷で立ち会い。
鉛筆は凸版ドライオフ5色印刷、封筒は活版印刷で2色の差し替え。
古い機械が当たり前に稼働しています。
活版印刷は弘陽の三木さんに急にお願いしたもの。
快く引き受けていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

馬の博物館で打ち合わせ。
競馬場跡地の公園にある博物館。
良い天気で広い空。
馬にさわったのは子供のときの七五三以来かしら。

 

 

講師

11月6日 東洋美術学校で博物館教育論の講師をされている

中井紗織さんの講義に参加してきました。

毎年配る手書きの資料。

なにか楽しい印象が残ってくれればとプレゼントする気分で。

 

 

突出

新聞やチラシの手にとる印刷物が好きで、いまだに切り抜いたりしている。
新聞広告という媒体も好きだし、入稿してすぐ掲載というスピード感も好き。
大兵馬俑展の広告も進行中。
突き出しといえばビートたけしのオールナイトニッポンの広告は宝物。

 

 

めぐみとなごみ

10月8日
群馬駅高崎駅構内で行われた
「megumi to nagomi(めぐみとなごみ)」の発売開始イベント。
群馬県産の農産物にこだわったナチュラルコスメ
「megumi to nagomi」のロゴやパッケージデザインをしました。
ラッピングバスも走り始めます。

 

 

うらめしや〜

東京藝術大学大学美術館 うらめしや~冥土のみやげ展
7月21日 今日は開会式、明日から開幕です。
ちょっと照明を落とした会場入り口から「かや」の吊り下がった展示室へ。
幽霊画がずらり。誰が一番こわくてうらめしや〜か競っているよう。
静かにしているとなにやら不穏な音がするのは風の音だそう。
会場構成と照明の工夫でおどろおどろしい事はなくて、むしろ美しい。

広報宣伝物を制作させていただきました。
チラシは開くとほぼ原寸でうらめしや。
チケット、招待状に何やら滴り落ちるロゴを積極的に使いました。
看板にもなっている美しい上村松園の《焔》は後期展示。見に行かなければ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リサ・ラーソン展

7月18日 群馬県立館林美術館でリサ・ラーソン展開幕です。
広報宣伝物を制作させていただきました。
ジュニアガイドは丸3個の三つ折り、案内はがきは2色の活版印刷。
展覧会は8月30日までです。
ヨハンナさんにお会いでき新刊本にサインもしていただき、
最後に美術館上空に二重の虹が。良い日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥獣戯画展

4月28日、鳥獣戯画展が開幕しました。
新聞広告でウサギがおでむかえ。
甲乙丙丁巻の直前にある断巻がどの巻に負けず面白く驚きがあるのです。

 

 

 

 

鳥獣戯画展

鳥獣戯画展は東京国立博物館にて明日開幕します。
新聞広告で新旧ウサギが2匹。
ミッフィーの選びぬかれた線と文字情報との対比がなんとも。
鳥獣戯画展の新聞広告も明日からリニューアルなのです。

 

 

BIB

「ブラティスラヴァ世界絵本原画展-絵本をめぐる世界の旅-」BIB展は3月1日まで千葉市美術館で開催中。
1月17日はきくちちきさんのライブペインティングの日。絵本の中からそのまま勢い良く飛び出した作品は見ていて楽しく気持ちが良いのです。入館したのが出来上がった後だったので、クロネコが誕生する瞬間に立ち合えず、残念。その瞬間は鳥肌が立ちましたと、広松さん。まことに残念。巨大なネコたちは会期が終わると白い壁に戻ってしまうそうで、それも残念なのです。

 

 

 

 

どこまで判別できるかの年賀状、これで「2015」。
ハーフエア・コットンに活版2色刷り。
1色だけのものはレアカード。

 

 

 

 

 

 

 

BIB

「ブラティスラヴァ世界絵本原画展-絵本をめぐる世界の旅-」BIB展は現在千葉市美術館で開催中。
東京都美術館にチラシがありました。君しっかり宣伝してくれたまえ。

 

 

 

 

東博

東京国立博物館の特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」の広報用プレスリリース。
媒体によって動物たちの背景を白にして構成。足下をサル、ウサギ、カエルが駆け抜けて行くように見えるのがなんとも面白いのです。戯画とありますが、きっと何かの祈りを込めて描いたのでは。と研究員の方。納得。

 

 

 

 

 

 

東博

東京国立博物館の特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」の広報宣伝物を制作させていただいています。東京メトロの電飾看板が掲出中。
修復作業を終えてのお披露目なので、動物たちの背景も金色で半隠蔽して活かすことに。どこを切り取っても面白い絵巻ですが、4つの場面を選び組み合わせるだけで空間と躍動を感じるように構成しました。会期は2015年4月28日(火)~6月7日(日)。

 
鳥も
獣も
人間も
ますますいきいき
鳥獣戯画。
キャッチフレーズは根岸礼子さん。

 

 

 

東博

東京国立博物館の特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」の報道発表会に参加しました。広報宣伝物を制作させていただいています。子供の頃から好きだった作品を切り貼りしております。水浴びやら相撲やら追いかけっこやら…とにかく楽しいのです。会期は2015年4月28日(火)~6月7日(日)。

 

 

 

 

 

 

 

 

BIB

「ブラティスラヴァ世界絵本原画展-絵本をめぐる世界の旅-」BIB展は来年1月4日から千葉市美術館で開催されます。
ぴったりパスポートサイズのパンフレットができました。小さなかわいい印刷物。

 

 

活字

弘陽の三木さんのところで活字の相談。
最近お願いした清刷。

 

 

世田美

松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて 展覧会開催中。
看板のデザイン。担当の方の「作品は無くても良いかも」の一声で大体出来たものです。誘導する矢印が重要な要素だったので、矢印を見せる為にできた看板。

 

 

 

 

 

 

 

講師

10月24日 東洋美術学校で博物館教育論の講師をされている中井紗織さんの授業に参加してきました。

美術展の広告デザインについて、現場のはなしを聞かせてくださいというもので4年目です。展覧会の仕事の依頼から定着まで自分なりの進め方を中心に、痛い経験をはさみつつ、仕上がった印刷物を手に取って見てもらう時間も有りの90分にしました。毎年授業で配る手書きの資料もこれで4枚目。説明が追いつかない事を補足しながらかなり落書き。

学生に人気のあった印刷物はロシアポスター展の同人誌とかインスタントラーメンの麺をトレースしたDMとか原寸のタイヤのチラシとか…ってそれ、かなり規格外のものなんだよね。

 

 

 

 

 

 

世田美

セタビ・ポッドキャスティングにて「ユートピアを求めて」展の魅力を取材されたものが本日アップされました。世田谷美術館のPodcastingのページで音声が聴けます。
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/blog/2014/10/podcasting_vol38.html
会場の作品を中心に、ロシア・アバンギャルドのポスターデザインの特徴、プロパガンダのデザインの特徴、自分の感じる魅力、お気に入りの一枚、今回の広報物について、など語っております。図録を制作したご縁で講義もしましたが、まさかの音声取材です。モゴモゴ話している部分はご勘弁くださいませ。写真はお気に入りのプルサコーフのロゴをデザインしたTシャツを着てご満悦の図。このシャツは展覧会で購入したもので、背面のおしりの部分に入った文字が良いのです。

 

 

BIB

「ブラティスラヴァ世界絵本原画展-絵本をめぐる世界の旅-」BIB展は11月9日まで高浜市やきものの里 かわら美術館で開催中。

 

 

 

 

チラシ3姉妹。左から平塚市美術館、次がかわら美術館、一番上は千葉市美術館。新しく千葉市美術館のポスター、チケットなど仕上がりました。図録と巡回先の印刷物もデザインできるのは、担当のみなさまのおかげです。うれしい。地球儀のデザインとBIBマークを旗印に展開中。

 

 

世田美

ポスターチラシから看板までデザインさせていただいた世田谷美術館の「ユートピアを求めて」が開催中。もう中盤、11月24日まで。
10月11日 関連企画の「世田谷デザイン学校(特設)第1講
「ロシア・アヴァンギャルドのデザイン言語」の講師をしてきました。
このポスター群の魅力を言語化したくて、デザイン史の復習から始めて幾人かに取材。自分の尺度を超えるミステリアスな作品だったと再認識。ポスターのデザインの分解をしているうちに本にまとめたくなって、長年の夢でもあった同人誌を制作。講義の教材として配りました。ジャポニスムあたりからの時代との関係、作品のデザイン要素の関係、現代(日本)のデザインとの関係をテーマに、図録とセットで展覧会を追体験できるよう構成してみたもの。
学芸員の方に勧められるままセタビポッドキャストという取材も受け、始めての経験ばかりでしたが作品をより深く体験することができました。ひたすら感謝。改めて思うのはこのポスター群が個人的なコレクションだという事。松本瑠樹さんの情熱がここに残っています。
さて講義の最後に質問を受けてやり取りする時間がありましたが、2点答えきれていなかったように思うのでここにメモしておきます。
1)第2次大戦後のソ連のグラフ誌と日本のグラフ誌の関係について。
不勉強で全くどうしようもなかったのですが、デザイン学校第4講の鳥羽さんなら詳しくご存知なのではという情報をお伝えできなかったこと。次にバトンを渡すこともできたのにという反省。
2)宣伝と(商品の)売り上げの関係について。
自分の経験の中から展覧会のポスターと入場者数の話をしたものの、あの場ではせっかくですからプロパガンダのポスターと人々の関係に話を展開するべきでした。善し悪しを超えて会場を巻き込んだ対話になっていたかもしれません。

 

 

 

 

 

 

世田美

松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて 展覧会開催中。
10月5日
台風18号大接近のなか、オープニング・レセプション。
図録の制作にたずさわった方々と久しぶりの再会。とってもうれしい。
展覧会場は神奈川県立近代美術館 葉山館の立方体な会場と違って、
斜めに切り取った部屋があったり実験的。
ポスター三段積みは狭いスペースでより圧倒的に。
作品の猥雑さはこちらの方がより効果的に見えるかも。
その後、作品と展覧会についての取材。
まさかロシア・アバンギャルドのデザインにについて話すことになるとは。
10月7日
引き続きデザイン学校、第1講の為の教材を準備中。
エディションナンバーをタイプ、タイプ。

 

 

 

 

世田美

松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて
世田谷美術館で展覧会が始まりました。
広報のデザイン作業は開催前にだいたい修了するのですが、
今回はいつもとちょっと違って面白いことが継続中。
世田谷デザイン学校(特設)の講師をつとめる事となり、
資料を読んだり、材料を集めたり、豆本を作ったりなのです。
学校のロゴと豆本のデザイン要素。

 

 

 

 

 

 

世田谷

松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて
チケットの札束の完成。
こちらは2色風印刷で。

 

 

世田谷

9月30日から世田谷美術館で開催される展覧会。
松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて
ポスターに見るロシア・アヴァンギャルドとソヴィエト・モダニズム
クラフト紙に2色印刷のポスターが出来ました。チラシは配色を変えています。
提案したアイデアにのってもらえるとより面白く。
さて、会期中10月11日(土)午後4時から作品(ポスター)群についての講義をすることになりました。
私、クリ・ラボなので研究発表のようなことになろうかと。
展覧会のついでにお越しください。美術館のサイトに詳細があります。

http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/next.html

「松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて展」関連企画
世田谷デザイン学校(特設)第1講「ロシア・アヴァンギャルドのデザイン言語」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冊子

東京都美術館 第2回都美セレクション グループ展の記録集ができました。
10団体の企画展をまとめた冊子です。
展覧会のロゴが2の数字をモチーフにしている事もあって、
2と10点の記録写真で表紙を構成。
2の文字は作品のイメージに沿ってセレクションしてみました。

 

 

 

 

都美

7月25日、東京都美術館 「楽園としての芸術」展内覧会に行きました。
あふれでる色と形。
過激なんだけど暖かい図録デザインはさすが永井裕明さん。
都美館のスタンプと相性良し。

 

 

 

 

平塚

7月19日から平塚市美術館で開催中の
「ブラティスラヴァ世界絵本原画展-絵本をめぐる世界の旅-」
の広報物と図録をデザインしました。
ブラティスラヴァ世界絵本原画展はながーい名前なので略してBIB展。
平塚では8月30日までですが来年8月30日まで1年かけて5会場を巡回します。
展覧会オープニングでのきくちちきさんと広松さんの記念対談は良い時間でした。

 

 

 

 

早い段階で決まったテーマカラーの黄色。
それなら図録も黄色の紙と白い紙には黄色の縁取りで
「あの黄色い本」って覚えてもらえるようにしました。
カバーの用紙はベィビーフェイスで良い発色。

 

 

 

 

 

 

 

世界の旅のガイドブックなら世界地図も描かなくちゃという事で。

 

 

都美

7月18日、東京都美術館 メトロポリタン美術館古代エジプト展 女王と女神
内覧会に行きました。あらためてヒエログリフが面白いのです。

 

 

東博

5月15日小雨、特別展「キトラ古墳壁画」に再び。
並んで110分、会場に入って30分の行列。
途中から音声ガイドを聞くことができて待ち時間もちょっと楽しい。
「キトラ」の名前の由来は土地の記憶。
記事で読んでこれは良い名前と思っていたのだけれど、
ガイドの中で「もしかすると亀が…虎も…」と小話があって笑った。
墓の盗掘口から見た場合はっきり見えるのは玄武と白虎で、
手前の朱雀は見えるはずも無く、青龍は汚れでよく見えないことを考えると、
そんな推理もありだなと。

 

 

図録

デザインした図録二冊。
群馬県立館林美術館 山口晃展 画業(ほぼ)総覧ーお絵描きから現在まで

2013年10月12日→2014年1月13日

 

 

 

 

 

 

群馬県立館林美術館 陽光の大地展 2014年4月26日→6月29日 開催中

 

 

 

 

 

館林

 

 

4月26日群馬県立館林美術館で
「陽光の大地 ブラジルの日系人画家たちと大岩オスカール」展が始まりました。
初日は天気が良くてタイトルとも通じるものがあり、
気持ちよくブラジルの旗がひらめいていました。
大岩オスカールさんの作品が特に魅力的。
デザインしたジュニアガイドと図録。

 

 

東博

特別展「キトラ古墳壁画」開催中。
モニターと印刷物で半年間作品を見てきましたが、
やっぱり本物にはかないませんでした。
4月23日朝日新聞朝刊ラテ欄下の広告。

 

 

告知

4月26日から群馬県立館林美術館で開催される
「陽光の大地」展の広報物のデザインをしています。
ブラジルのあつい熱を感じられるようにしたいということで、
国旗の星の部分を太陽に見立てて文字の背景に。
配色は作品に呼応してポスターそれ自体が発熱しているようにしてみました。
「ブラジルの日系人画家たちと大岩オスカール」ということで、
関連したイベントが盛りだくさんのようです。

http://www.gmat.pref.gunma.jp

作品詳細。大岩オスカール WWW.Com 兵庫県立美術館蔵

 

 

告知

4月22日より東京国立博物館で開催される、

特別展「キトラ古墳壁画」の広報物のデザインをしています。

B1ポスターからA4チラシまで朱雀・白虎・玄武を原寸で配置。

作品の大きさに興味があったものをそのまま形にしました。

作品が東京にやってきたと新聞にあります、いよいよです。
http://kitora2014.jp/
作品の詳細。キトラ古墳壁画:

「四神」より「朱雀」/「白虎」/「玄武」 写真提供:奈良文化財研究所

 

 

館林

「シャガール 版画の世界」展覧会。
コンサートチラシもデザインしましたが行けずにいて。
シャガール展は別の美術館でも開催されていますが
好かれる理由がよくわかります。
照明は吉野弘設計事務所、吉野さん。おちついて上品な演出。
あと数日遅ければ満開の桜並木だったようで、それは残念。

 

 

 

 

 

館林

2月1日から群馬県立館林美術館で開催中の
「シャガール 版画の世界」の広報物をデザインしました。
このMはポスターのタイトルの一部。
ショットガンという物騒なフォントをちょっと加工。
今回のシャガールの作品に人や動物の目がたくさんあるので、
タイトルにも目を入れてみたもの。

 

 

受賞

日本印刷産業連合会さん主催のカタログ&ポスター展2014という催しで
和様の書のポスターが奨励賞に選ばれたとのこと。
このポスターの用紙にはいつもとちょっと違うジェントルフェイスを使って、
肌が柔らかくギラギラしない和紙の雰囲気に近づけました。
タイトル部分には活字からデータにおこしたロゴを
奉書紙に活版印刷したものを印刷に入稿。
4つの第一級の作品に封をするタイトルにしました。写真はその原版。
短い時間の中で手間のかかる作業を見事に仕上げていただいた印刷会社、
アイデアをかっていただき後押ししてくださった担当者の方々に感謝しています。
紙舗直さんで和紙の話を聞き、活版印刷までお願いできたことがうれしかった。

 

 

 

起毛

ウーペを使った年賀状。
なかなか使う機会が無い紙で実験をかねて。
馬をさわったことはないけれどこんな感じでどうかなって事で。
印刷は活版。あんがいちゃんと印刷できるのよね。
問題は断裁。毛が邪魔をしてずれるずれる。
猫じゃらし現象なんて用紙を購入した梅原洋紙店から教わった。
無茶なお願いをやってみましょうと引き受けて、
ちゃんと仕上げてくれる印刷の三木さん。

 

 

 

 

 

都美

東京都美術館 都美セレクション グループ展公募 第1回の記録集
11団体の企画展をまとめた冊子のデザインをしました。
表紙は東京都美術館のレンガのイメージで。
11ある団体の記録写真を並列に並べる事にしつつ、
団体ごとレイアウトにリズムをつけて、
読みやすいものを目指しました。
(非売品)

 

 

葉山

神奈川県立近代美術館 葉山で「松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて
ポスターに見るロシア・アヴァンギャルドとソヴィエト・モダニズム」
展が始まりました。
ロシアのポスター展です。 アヴァンギャルドです。大胆です。
ところせましと映画ポスターを並べた展示室。
場所によって縦2段、3段になっています。
当時もきっとこんな感じでポスターが貼られていたと思います。
そしてそれぞれ過剰に自己主張、叫んでいます。ぐっときます。

昨日のオープニング、台風通過中の葉山まで行って良かった。
夢中になって作品を見て解説を聞いているうちに夕方に。
帰りのバスから見た海が少し落ち着いて、
雲間から夕日が見えたのがちょっと旅情。
図録のデザインをしました。
図録の表紙はステンベルク兄弟の〈6人の娘が隠れ家を探す〉、
計19人に増殖しました。制作印象社

 

 

 

 

講師

東洋美術学校で講師をされている国立科学博物館の方の紹介で
講義に行ってきました。博物館教育論の枠の中で、
美術展の広告デザインの現場のはなしを聞かせてくださいというもの、
これで3年目。
開催中の展覧会の仕事の依頼から定着まで自分なりの進め方を中心に、
過去のいたい経験をはさみつつ、
仕上がった印刷物を手に取って見ていただく90分にしました。
講義で配る手書きの資料に落書きしながら話の順番を考えるのが楽しくて一晩。
で、講義で話しているうちにだんだん頭から湯気がでてきて、
時間配分がぐだぐだになる相変わらずな展開。
途中で質問があったのは、はずみがついてうれしかったし、
熱心に聞いてくれた事がわかるアンケートを読んで、正直ほっとしました。

 

 

館林

群馬県立館林美術館にて山口晃展のはじまりはじまり。
山口さんにお会いでき「すずしろ日記」にサインしていただく。
これはうれしい。
でも持参したサインペンがあまりにサインペンだったのが…
これから図録の制作なのです。

 

 

判子

長沼静きもの学院 学院祭の為のプログラムをデザイン。
3フロアに分かれた会場をくまなく巡ってもらうための
スタンプラリーを仕込んでいます。
きものショーの会場にて。
きものの裾から見える裏生地の色、帯のさし色、
ちいさな面積にはっとする色を使っていて新鮮。
くもの巣、コウモリ、着物柄になるとまた驚く。
上妻宏光さんの三味線も聴けて良かった。

 

スタンプラリーといえば、
随分前の横浜トリエンナーレのスタンプラリーでもらったTシャツは宝物。

 

 

横浜

横浜美術館で「横山大観展―良き師、良き友」が始まりました。
横浜駅で巨大パネルがお出迎え。思ったより…大きい。

 

 

横浜

横浜美術館の横山大観展のための印。
主催者の方のアイデアを形にしたもの。
横浜、大観、を富士山の中に。

 

 

館林

群馬県立館林美術館の山口晃展のための印の一つ。
群馬、館林、山口となっております。
こんな事が楽しい。

 

 

告知

10月5日から横浜美術館で開催される「横山大観展—良き師、良き友」の

広報物のデザインをしています。

明治から昭和初期の横山大観を中心に周囲の人物の作品を俯瞰して見ようという展覧会。

この時代の雰囲気は横浜の港のレトロな感じとも良い相性。

更に現代の作家の山口晃さんに主な登場人物6人の肖像画を描いていただいています。

いろいろなつながりで作家も展覧会もできているという。

展覧会のHPのトップ下では旅行中の横山大観が小さく動いています。

http://www.taikan2013.jp/

 

以下作品の詳細。
《夜桜》横山大観 1929(昭和4)年 大倉集古館蔵
《秋色》横山大観 1917(大正6)年

 

 

告知

10月12日から群馬県立館林美術館で開催される
「山口晃展 画業(ほぼ)総覧ーお絵描きから現在まで」
の広報物のデザインをしました。
青山ABCに寄ったらそのチラシがありました。
君しっかり宣伝してくれたまえ。
《フランス重騎兵》を目にして心を奪われ、
すっかりファンになっていたところへこの仕事の依頼があり狂喜。
表紙の作品の詳細。
《百貨店圖 日本橋 新三越本店》(部分)2004年 株式会社三越伊勢丹蔵

 

 

小型

蛇腹のDMができた。
小型グラフィックでとどけクライアントの思い。
反響を測ることができるものなので、さてどうなんだろう。
手のひらサイズの印刷物が好きで、包み紙やら何やらとにかく捨てられない。

 

 

烏賊

国立科学博物館の「深海」展で。
とにかく人が多くてみんなものすごく展示に夢中で。
ダイオウイカの動画撮影成功のニュースから展覧会までのタイミングが見事。
この暑い時期に「深海」はなんとも涼しげじゃなイカ。

ゆっくり見にもう一回行こう。

 

 

梨箱

ちょっと大きいサイズの手提げ箱2種類と平箱。
手前の緑色の箱は「かおり」というとても大きな品種用のリニューアル版。
奥の黄色い箱は中で2段になって運ばれます。
平箱は3色の組み合わせとインクの上にインクを乗せない、
4サイズある箱を1版ですませる、など制約のある中で工夫したもの。
仕上げのフレキソ印刷の立ち会いが面白くて。
ダンボール箱は楽しいね。

 

 

林檎

iPod nano(第1世代)交換プログラムで交換機が届いた。
修理されて戻ると思っていたのだけれど第6世代のが届いた。
バッテリーの加熱事故対策ということで知らせが届いて、
交換手続きをして1ヶ月弱で届く。
箱を開けると随分小さな金属板が入っていたので、
交換したパーツかしら?と思ったのだけど第6世代なのでした。
最初アップルすげー、なんて太っ腹!と思ったんだ。
これが関係性のデザインだよな、
企業と顧客の関係をデザインしているような気がして、
どんな関係が良いか考えるのがデザインだ!
などと悦にいっていたのだけど、だんだんせつない気持ちに変わり。
使い込んで傷だらけだったのに、今じゃメモリーも少なくて、
そんなに愛着を持っていたわけでないのに、
自分の中のほんのちいさなかけらを失った気分。基本古い考えなのよね。

 

 

絵具

ベニヤパネルにケント紙を水張りして表紙の背景を作る作業。
ニッカーのポスカラが眠っていたので使うつもりが、
10年以上放っておいたものはさすがにカチカチにひからびていたので、
絵の具を買いに行ったらきれいな色があるある。浅葱色から瑠璃色。
ラベルから想像する色があまりにきれいでニヤニヤしてしまい、
宝石に目移りしてしまう感覚はこんなかな。
日中は雑事に追われ(と言い訳をしながらずるずると気持ちを引っぱって)
深夜に気合いを込めて刷毛を握るのはずっと変わらない感じ。
凡庸なデザインに物理的な厚みと手作業の時間を加えてみる。
欲しい質感とどうしてもやりたかった事が重なった結果。
早く印刷してお届けしたいもの。

 

 

和様

7月東京国立博物館で開催の「和様の書」展のポスターができました。
平面媒体をデザインしています。
和様の書とは日本風の美意識をもって書かれたもの。なのだそうです。
なんといっても仮名と用紙の美しさでしょうか。
ちなみに仮名文字という表記は間違いで「名」に文字の意味があり、
漢字文字と言わないのと同じとの事。
仮名の成り立ちなんてのも、例えば「波」から「は」に移る様を見ると本当に面白いのです。東博のブログでも一部見ることができます。
以下このポスターの作品の詳細。タイトルの「の」は秀吉の書いたものでございます。
右上:国宝 古今和歌集序(巻子本)〈部分〉藤原定実筆 大倉集古館蔵/右下:国宝 白氏詩巻〈部分〉藤原行成筆 東京国立博物館蔵/左上:四季草花下絵和歌巻〈部分〉本阿弥光悦筆 個人蔵/左下:国宝 古今和歌集(元永本)〈部分〉藤原定実筆 東京国立博物館蔵/中央:国宝 舟橋蒔絵硯箱 本阿弥光悦作 東京国立博物館蔵/展覧会タイトル「の」:重要文化財 仮名消息〈部分〉豊臣秀吉筆 京都・高台寺蔵

 

 

活版

初号活字とフォントと某作品の文字を使ってタイトルを組む。
途中まではそれをデータ入稿するつもりだったのが、
「紙舗直」に和紙の相談に行ったところ印刷も出来ますよ、との事。
時間のない中無理をお願いしつつ、
手漉きの奉書紙に活版印刷したタイトルが完成。
印刷機は1856年製の「アルビオンプレス」だそう。
それをポスターに使うため印刷所に渡して分解、製版してもらいました。
完成したものはまた後日。
「紙舗直」は随分前に知って和紙の購入にうかがったことはあるものの、
そこにあったあこがれの印刷機で印刷することになるとはね〜。

 

 

活字

上は弘陽の三木さんにお願いした明朝初号の活字の「の」
下はモリサワの築地体初号かなの「の」。
(活字の方は書籍用紙に印刷してもらったのでかすれがあります)
真ん中はそのアウトラインを重ねてみたもの。
元になった書体が違うからか左右のバランスを変えればほぼ重なる。
フォントになってもちゃんとしてるな〜。
でもね、フォントになって使いやすくてとても便利でありがたいのだけど、
こう比べると活字の方が抑揚があって好きなんだな。
「あじがあって良いでしょ」は主観の話しなので説得力はないけれど、
共感してくれる人がいる限り、
活字組版をしてくれる人がいる限り使い続けようと思うんだ。

 

 

都美

「都美セレクション 新鋭美術家2013」のポスター。
作品はセレクトされた6人の作家のうち岩崎純の作品。
黒い作品に黒い文字。
チケットはそれぞれ1色で3種類、文字だけで作りました。
ちなみにこれはギャラリーC。
1階下のギャラリーBでは「東京画Ⅱ 心の風景のあやもよう」が無料で入れます。
古平さんのポスター良いな。
展示された作品、ちょっと刺激、ちょっと会田誠じゃないか?。

 

 

都美

3月7日まで開催されている東京都美術館の
「都美セレクション 新鋭美術家2013」のポスターをデザインしました。
展覧会の文字情報で埋めてみる。
そのポスターの部分とタイトル文字を使っていただいたエントランス。
この展覧会は6人の作家のそれぞれ複数の作品を

俯瞰して観ることができるので面白いのです。
エル・グレコ展も開催中。

 

 

都美セレクション都美セレクション

表現

1月31日青山スパイラルで開催中の美大の卒業制作展に行く。
知人が出品していると聞き、これは見に行かないとということで。
ガラスの作品が大きくて重そうなのに軽そう。
硬そうなのに和菓子のように柔らかそう。
食べられないけどなんだか甘そう。
まるでドライアイスの質感だけどちょっと暖かそう。
本質をちょっとずらしてるのが面白い。
これが表現だな。

祖父

小学生の頃宿題だかなにかで、それぞれの家族史を作るというものがあった。
祖母に明治の頃からの歴史を聞いてみた。
家は兼業農家だったので農具の移り変わりみたいな事をテーマにしていたと思う。
太平洋戦争の頃の話。
祖父が病気で招集されなかった事を聞いた。
当時戦争映画が大好きだったぼくは祖父の事をちょっと情けないなと思ったんだ。
記憶になくて何も知らない人の事を情けないと思ったんだ。
映画だとかの影響で勇ましく戦争に行く事が正義だと思っていたから。
祖父は事情があり父がまだ幼い頃家を出ていた。
やりたいことがあると出て行ったそう。
ぼくは何度か父母弟と祖父の住む町に行った。
一度だけその人に会うという事で妙な緊張をした事を覚えている。
「永遠の0(ゼロ)」を読んだ。
あらそいごとの大嫌いなRがなぜか購入してしまったものの、
途中でつらくなったらしい。譲り受けて一気に読んだ。
松本零士の漫画が好きでそれなりに兵器の知識があったから、
最初は零戦や艦攻の文字があるだけで心躍るものがあったのだけど。
零戦乗りの話と思ったら当時のそして今につながる日本人の話。
戦場に行った人、行かなかった人。
戦争に行かなかったぼくの祖父は、当時その事でどれほど苦しかったか。
どれほど非難されたか。想像でしかないのだけど。
雰囲気に流されない判断をするという勇気を想像する、考える。
調べてみたら映画になるようだけど、エピローグまで描ききってくれるかしら。
下はモンセンから選んで加工したゼロ。

 

 

ロゴ

そぎおとすのではなくいろいろな思いを詰め込んでロゴができる。
美術展の場合、作家または作品との関係を考えてみる。
どこに使われてもどんな大きさでも機能するロゴにしたい。
森亮太展でのコンサートチラシを製作中。
春のコンサートなので展覧会のロゴもカラフルに。
今回ロゴ以外に図録からチラシまで表面にM、
裏面にRの文字を大きく入れています。
会場の看板などをデザインした方が
ちゃんと意図を汲んで反映させていてうれしい。
コンサートは3月3日、行こうかな。

墨色

明日21日から東京国立博物館で「書聖 王羲之展」が始まります。
今日はそのオープニング。拓本のぐっとしまった墨色にしびれる。
書聖と呼ばれる人の作品なのですが、
案外日常のほんのちょっとした事の手紙だったりするのが面白いのです。
疲れています、悲しみにくれています、憔悴しています、
そんな手紙が1600年を超えてガラスケースの中に陳列されている。
ただし真筆は存在しないので模写が並ぶ。
コピーのコピー、さらにコピーしてもなんとかしてこの書を残したいという執念だな。
図録は別の方がデザインされているのだけれど、
拓本の墨の色をそれぞれ微妙に変えている。
実際作品により全部違っているもの。これは良く出来ている。
僕はポスターなど平面媒体をデザインしました。
展覧会は3月3日まで開催しています。

 

 

王羲之展

記事

9日の朝日新聞朝刊の記事。
展覧会の会期前になるとよく新しい発見の記事が出る。
タイムリーな記事は広告効果があるものな。
展覧会を開く準備で文物が検証されているとしたら、
展覧会の意義は充分あるのではないかしら。
ただ集めて並べているだけじゃないってことに改めて気付く。
この記事のタイトルにも王羲之の画像を使っている。
展覧会の広告コンペの際、ロゴに王羲之の画像を組み込んで提案したんだ。

歴史の検証と確認の作業といえば、
去年の夏、目黒区美術館で開催を断念された「原爆を視る」展は残念だった。
財政悪化が原因って…

 

 

朝日新聞王羲之

葉書

チラシやらカードなんかの印刷物が大好きで、
学生の頃から捨てることのできないものをストックして、
ことあるごとにひっくり返して眺めている。
今年の年賀状は白い蛇革っぽい紙に蛇の目を活版印刷。
縁起良くいきましょう。そんな気分で。
去年は悲しい事もあったけれどもね。

 

 

年賀葉書1

螺旋

5日、今年の初打合せで外出。
近所でママチャリに乗って優雅に走る力士の「嘉風」を見かけ、
やっぱりリアル金太郎だな~なんて、なんだか縁起が良い感じがしたので、
打合せついでに神田明神へ。
屋根やらそこかしこに渦巻き度の高い巴印がいっぱい。
おっ、獅子舞ロボットはここにいたのね!ロボット好きだなぁ~と思っていたら、
夜に「グレンラガン」の再放送が始まって、
巴印と螺旋とロボットでなんだか微妙にシンクロが重なった一日。

 

 

神田明神

活版

活版楽しいな。
シルク印刷でなく、箔押しでもなく、活版ならではの仕上がり。
弘陽の三木さんに頼んだ年賀状ができました。
これはその樹脂版。
データで一律に出力されるものと思っていたら、
光量で焼きを調節できるのだそうで、やっぱりいいな。

 

 

樹脂版

図録

広報物をデザインさせていただいた「森亮太展」が始まりました。
12月22日から4月7日まで群馬県立館林美術館にて。
ちょっと大きいサイズの図録ができました。
過去に製作されたしっかりした作品集も同時に販売されるという事で、
掲載作品を減らし16ページで新聞のように薄くしました。
展覧会の副題は「石の鼓動」。
手作業で極限まで滑らかに、繊細に磨かれた石の表面を見ると、
たしかにその作品のなかで魂が生きている気がします。
作家が亡くなって20年、なにかのご縁でカメラマンと僕が
彼の作品に対峙した結果がこの図録にあります。
自然光がきれいに入る美術館の会議室での静かな撮影。
単なる作品の複写ではなくて、魂を平面に映す作業だったのだな。
な~んて作業中そんなに引いた目で見る余裕はなかったけどね。
展覧会が始まるとデザインするものがなくなってしまうのだけれど、
会場で開かれる記念音楽会のチラシなど作業が続いてちょっとうれしい。
この仕事の場を与えていただいた美術館の方に感謝をしています。

 

 

図録表紙1図録表紙2

刷立

印刷管理のこと。以前、永井裕明さんの元で働いていた時は、
100%刷り出し立ち会いに行っていた。
製品の管理を最後まで責任を持つ、ということを厳しくやっていたんだ。
永井さんはロケ、僕は印刷所で立ち会いという日のこと。
ロケの現場まで校正紙を届けて確認していただいた永井さんから電話で一言目、
「これ紙の目が違うよ」と指摘された時はきつかった。
色とか文字とか修正とか飛び超えて「紙の目?んんっ…え~っ!?」って。
早朝からロケの永井さんと深夜にバイクを飛ばして印刷所に向かった僕、
おそらく二人ともろくに寝ていなかったと思うのだけれど。
現場の人たちも驚いて確認したところ、
印刷機のボタンの押し間違え的なミスだったとのこと。
永井さん、おそるべし。
館林美術館の図録など立ち会っています。いよいよ開催。

 

一冊

聖路加国際病院の小児科で40年勤務されて退職される、
細谷亮太先生の記念冊子をデザインさせていただきました。
先生のたくさんある著作の本を題材に、
ご縁のある方々から寄稿していただいたものをまとめたもの。
夜中一人文字詰めをコツコツやっていたら、
先生の人柄もそうですが、
周りの方々のとてもとても暖かい文章に泣けてきて…
表紙のアイデアは先生によるもの。
俳句の先生でもあったり、本当に多才な方なのです。

 

網点

森亮太展の印刷物は「ポール・アウターブリッジ」の写真作品のようにしたい。
と依頼され、その作品集を学習するところから本格的に始まった作業。
技法としては「CARBRO-COLOR PRINTS」というそうだけれど、
何の事やらさっぱりわからず。
どうしたものかと東京都写真美術館の専門調査員の方に問い合わせ。
要領を得ない質問に根気づよく丁寧に解説していただいき、
ちょっとは理解したつもりで印刷の計画を立てる。
カラー写真は墨版を使わずに3色で表現、モノクロ写真は墨と補色の2色という事に。
今回の印刷会社に相談したところFMスクリーンでやってみませんか。
ということでAMスクリーンとFMスクリーンの2種類を校正で確認。
網点の違いで結構インクの色が違って見えるほど彩度が上がる。
目指したちょっと不思議な色に仕上がっていると思う。

 

活字

宣伝物を制作させてただいている「書聖 王羲之」展のポスターなどできました。
来年1月22日から東京国立博物館で開催するもの。
タイトル文字を組んでいただいた弘陽の三木さんにお届け。
真ん中にいるのはその二号活字。
三木さんとしばし印刷談義。
後継社問題や廃れていく木版印刷の話…面白い話ばかりではない訳で。
別の仕事でも製本屋が危機的な状況にあるのだと聞いた。
特殊な技術を必要としない案件が増えて技術が廃れているのだそう。
考えようによっては今だからこそできる印刷技術があるってことだな。
アナログの技術がどうのという事ではなく、
その印刷物が面白く興味をひく事のできるものかどうかなんだな。

 

王羲之展

印刷

制作中の群馬県立館林美術館の「石の鼓動 森亮太」展の
墨と補色の2色を使ったポスター。
紙の上で作品の艶感を再現したくてツヤニスをプラス。
12月22日から開催するもの。
作品を撮影したらどうでしょう?
ふとした思いつきに賛成してくださった美術館の方、
条件の悪い中即答でのってくれたカメラマン、
うつくしいプリントを仕上げてくれたプリンター、
やわかかな調子の原稿をちゃんと紙の上に定着してくれた印刷、
いろんな思いをバトンタッチして仕事が進む。

 

121127_moriryota

写植

写植を打って、モンセンから書体を選び、撮影したポラでアタリをとる。
ただ工程がデジタルになっただけで
20年前から何も変わらない作業に没頭。
ものすごく便利になってたくさんの選択肢があるなぁと思う。
活字にしても、なくなりつつある古い印刷機械にしても、
実は今、ものすごく豊かな環境にあるのではないかしら。
宣伝物のデザインをさせていただいている、
群馬県立館林美術館「石の鼓動 森亮太」展のポスターのニス版。

撮影

自然光での撮影。
照明を当てれば見えない部分もつまびらかにできるのだけれど、
唯一変わる事の無い光でそのものをとらえたいと思う。
絶対的な光源で本質に迫りたいという気持ちと、
時間や場所を越えた同じ光でそれを見てみたいという欲求。

彫刻作品を撮影する。
作家の手で磨かれたという石の作品を、
自然光の柔らかい光の中で描写するカメラマンとの静かな時間。

 

群馬県立館林美術館にて

 

雑誌掲載

『MdN』2012年12月号(vol.224)特集:理屈でわかるレイアウト術
高橋由一展の先行チラシが取り上げられました。

講師

東洋美術学校で講師をされている国立科学博物館の方から紹介されて、
90分の講義に行ってきました。
博物館教育論の枠の中で、
美術展の広告デザインの作業工程についての現場のはなしを
聞かせてくださいというもの。

へっぽこデザイナーに見られないよう見栄をはろうと思ったものの、
やってきたもの以上はなく、
恥をかくつもりで仕事(デザイン)に向かう気持ちから話してきました。
展覧会のチラシなど印刷物の現物を陳列して、
手にとって見ていただきながら生徒と話ができたのは良かった。
講師とはいえ結局自分の勉強になっている。

みなさんに配る手書きの資料を作ったりしているうちに朝になり、
入稿だなんだとばたばたしているうちに授業に突入。
授業の終わった帰りの電車で電池が切れて久しぶりの立ち寝。

 

クリ・ラボ サイト公開しました。

湊 手紙

 

新しい気持ちで始めます。

2012年 8月1日 栗原幸治

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